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ホームページ情報発信のリスク回避

公開日: 2025.06.20

近年、ホームページを活用して情報発信を行う企業が増え、今では「ホームページは持っていて当たり前」の時代になっています。しかしながら、制作当初のまま放置されたままのホームページも少なくありません。情報が古くなっているだけでなく、セキュリティの観点からも問題が生じる可能性があります。

 

ホームページも機械や自動車と同じように、利用状況や利用期間、時代背景に応じたメンテナンスや見直しが必要です。現代のホームページ運用で特に重要な2つのポイントをご紹介します。

 

★セキュア接続(https / SSL化)

SSL化とは、インターネット上でのデータ送受信を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんを防ぐための仕組みです。以前は、ネットショップやお問い合わせフォームなど個人情報を扱う一部のページだけをSSL化(https化)する例が主流でした。しかし近年では、サイト全体を対象とした「常時SSL化」がスタンダードになっています。

 

 

▼常時SSL化のメリット

・ホームページ全体のセキュリティが向上

・ページの表示速度が高速化

・Googleなどの検索エンジン評価に好影響(SEO対策)

・「保護されていない通信」といった警告が出ず、閲覧者に安心感を与える

 

 

★レスポンシブデザイン

レスポンシブデザインとは、PC・スマートフォン・タブレットなど、閲覧者の使用端末に応じてレイアウトを自動調整する仕組みです。現在では、スマートフォンからのアクセスが大半を占めるケースも多く、あらゆるデバイスで快適に見られるサイト設計は不可欠です。

 

 

▼レスポンシブデザインのメリット

・1つのURL/データであらゆるデバイスの表示を最適化できるため、更新や運用が効率的

・さまざまな閲覧デバイス・画面サイズに柔軟に対応できる

・どの端末から見てもデザインの一貫性が保たれ、信頼感につながる

 

SSL化やレスポンシブデザインは、一般的になってからすでに約10年が経過しています。ホームページを最後に更新したのが10年以上前という場合には、現在の運用に適したリメイク(改修)やリノベーション(全面見直し)をご検討いただく良いタイミングかもしれません。

 

特にSSL化などはサーバーに関するノウハウも必要になりますので、リノベーションをご検討の際には弊社のようなクラウドシステム制作実績のある企業がノウハウを持っているので安心です。

 

安心・安全で、時代に合った情報発信を続けていくためにも、定期的な見直しをぜひご検討ください。